調理器具の安全防止装置の一つとして、「てんぷら油過熱防止装置」があります。これは、鍋底の温度が約250度以上になると自動消火する機能です。
　ガスコンロの温度検知装置はサーミスタ方式です。サーミスタ方式とは、コンロバナー中心部の集熱板が鍋底に接触し、鍋底の温度をサーミスタに伝道して鍋内の状態を推測し制御します。旧IHクッキングヒーターもサーミスタ方式です。
　それに対して、新型のIHクッキングヒーターは、検知方式が異なります。光火力センサー搭載により、鍋底から出る赤外線で素早く感知するので、タイムラグもなく、より正確に検知します。

　揚げ物中に鍋内の油量が200g以下になると、温度に微妙な変化が現れます。光センサーは、この微妙な変化を検知し、通電を停止し異常加熱を防止します。より詳しくは・・・↓

　高火力で一気に加熱し、設定温度に。食材を投入して温度が下がっても、素早く検知してハイパワーで温度復帰。一定温度を保つので、続けて揚げてもカラッと仕上がります。
　オールメタル対応ならほとんどの金属製の鍋が使えますし、鍋に合わせた温度調節を行います。

　光と音声で操作手順をナビゲート。はじめての方にもわかりやすく、かんたんに操作できます。
光る天面ナビ・・・操作ボタンに触れると、次に操作できるボタンが点灯し、操作をご案内します。

　安心機能としては、左右のIHのふきこぼれお知らせやこげつきお知らせ機能などがあります。ついうっかり目を離した際や煮込み煮物調理時の加熱時もストップしてお知らせします。

　凹凸がない天面操作部は、指で軽く触れるだけのガラスタッチ（静電タッチ）式です。「強く押す」「回す」という動作は必要ありません。 ご高齢の方も無理なく使えます。
　操作部が鍋の近くにある天面操作なら、鍋をのぞきながら、ラクな姿勢で火力調節ができます。火力を調節するたびに、腰をかがめたり、 ひねったりすることもありません。万一お手入れの最中でふきんが操作キーに触れても、不意に作動したり、切れたりすることを防ぎます。 静電タッチ式なので耐久性がよく、故障しにくい構造です。

　「光るリング」登場以前は、「直火に慣れていたから、使いはじめは炎が見えなくて戸惑った」というご意見が寄せられました。そんなお客様の 声をきっかけに、加熱状態が見てわかる「光るリング」が2000年、誕生。「火のイメージで調理の実感がわく」と大好評に。
　調理を始めてトッププレートが熱くなると、それぞれのヒーターに対応して注意表示が点灯。また電源スイッチを切っても熱い間は点滅してお知 らせします。